<h2 id="h6f5295403d">産後に痩せる時期はいつ頃？</h2><p>出産を終えると、早く体型を戻したいと思う方が多くいらっしゃいますが、すぐに体重を戻すことはどうしても難しいでしょう。産後のママの体は、赤ちゃんを育ててきた子宮も、産道を通って広がった骨盤もダメージを負っている状態です。この産後の疲労と、ダメージが回復するまでの期間を「産褥期（さんじょくき）」といい、<strong style="color:#c7243a">身体が回復するまでに約6～8週間かかる</strong>といわれています。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/e0a327e995434d5eaf9763397ad68066/f5ac95f11e204e96a8edfa7a1e917af7/23042065_s.jpg?w=640&amp;h=427" alt="母乳育児は痩せやすい？"><br><br>そのため、産褥期間中に食事制限や過度な運動をしてしまうと、回復を妨げる要因となってしまうので、<strong style="color:#c7243a">産褥期を抜けた時期から、徐々にダイエットをはじめるのがおすすめ</strong>です。<br><br>また、産後6ヶ月は「ボディリターン期」と呼ばれ、<strong style="color:#c7243a">妊娠中に蓄えた水分や脂肪を落として妊娠前の状態に戻ろうとする期間</strong>であり、痩せやすくダイエットに最適だといわれています。しかし、産後に痩せる時期には個人差があり、産後6ヶ月以降に痩せていくママもいるので、自分の身体と相談しながらダイエットに取り組んでいきましょう。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/e0a327e995434d5eaf9763397ad68066/eb9d0f38ce604d578626ce15ecbf6172/%E3%82%BD%E3%83%95%E3%82%A1%E3%81%A6%E3%82%99%E7%94%9F%E6%B4%BB%E6%8C%87%E5%B0%8E%E3%82%92%E5%8F%97%E3%81%91%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E5%A5%B3%E6%80%A7.jpg" alt=""><br></p><h4 id="heb4b3f467e">▼参考：産後に痩せやすい時期について</h4><p><a href="https://magazine.with-fit.com/articles/vfiun-05u9s" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/e0a327e995434d5eaf9763397ad68066/811590f4ee044fb9b2674aa10d89b92b/image.png?w=400&amp;h=103" alt="産後に痩せやすい時期について"></a></p><h2 id="h4de16135a3">産後に痩せない原因3選</h2><p>産後に痩せない原因は人それぞれですが、産後のママの体は完全に妊娠前の状態に戻っているわけではありません。そのため、通常のダイエット方法をしていても痩せづらいことがあり、苦戦するママは多いようです。この章では産後にダイエットをしてもなかなか痩せない方の原因としてよくある原因を3つ紹介します。</p><h3 id="h00b3e52e39">食生活の乱れ</h3><p>母乳育児中の場合は、ママが摂取した栄養をママと赤ちゃんで分けているので、どうしても普段より少し多く食べてしまうことはあるでしょう。授乳頻度が安定していて、<strong>赤ちゃんが母乳をたくさん飲んでくれているのであれば、少し多めに食べるくらいが適正カロリー</strong>です。<br><br>しかし、<strong style="color:#c7243a">赤ちゃんが母乳から摂取する1日のカロリーが、約500kcal以上</strong>といわれているため、そのカロリー以上に食べてしまっている場合は、脂肪になってしまう可能性もあります。また、母乳育児が終わっても、癖で母乳育児中と同じ食事量をとってしまっている場合は、食べ過ぎで体重が増加していると考えられます。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/e0a327e995434d5eaf9763397ad68066/93baf23c7dae4b9d87f68639aa2dcca5/4247504_s.jpg?w=640&amp;h=427" alt="食欲を我慢している産後ママのイメージ"></p><h3 id="h9d30ca2180">筋肉量の低下</h3><p>妊娠中は、お腹が大きいことで動ける範囲が狭くなったり、お腹の赤ちゃんを守るために少しの行動が慎重になったります。そのため、運動量が減ることによって妊娠中に全身の筋力が低下し、産後も意識的に動かなければ筋肉量が元の状態に戻ることはありません。<br><br>また、<strong style="color:#c7243a">筋肉量が減ってしまうと基礎代謝量も低下</strong>してしまうので、妊娠中や産後についた脂肪が燃えにくい状態になっているのです。この基礎代謝量とは、寝いている間でも行われる呼吸や、心臓を動かすといった存命に必要な運動をしているだけで、自然に消費するエネルギー量のことで、筋肉量と相関関係にあります。<br><br>そのため、筋肉量が低下することで基礎代謝量も落ち、筋肉量が増加すると基礎代謝量も上がるという仕組みになっています。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/e0a327e995434d5eaf9763397ad68066/24b4065e227d453c880c0ac3d7d7e63e/3089330_s.jpg?w=640&amp;h=427" alt="産後ダイエットには筋トレが一番"></p><h3 id="h1fff5b749a">骨盤のゆがみ</h3><p>赤ちゃんが産道を通って外に出るには、<strong style="color:#c7243a">赤ちゃんの頭が通るくらいまで骨盤を大きく広げる必要</strong>があります。骨盤は通常閉じている状態ですが、妊娠中に出産準備のため「リラキシン」という靭帯を緩和させるホルモンが分泌され、骨盤を広げやすくしています。[1]<br><br>そして、出産を終えると、赤ちゃんが産道を通ったことで骨盤が最大限に広がり、骨盤回りの筋肉も落ちている状態になります。骨盤は妊娠前のように、閉じている状態が正しく、開いていると骨盤の動きが悪くなってしまい、骨盤回りについている筋肉を上手く使うことができません。<br><br>骨盤回りの筋肉がしっかり動いていないと、<strong style="color:#c7243a">腰回りに脂肪がつきやすくなり、産後太りを感じるようになる</strong>のです。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/e0a327e995434d5eaf9763397ad68066/c223884ce0d84a4ea656732292e611c0/23188041_s.jpg?w=640&amp;h=424" alt="産後ダイエットでは骨盤の歪みを整えることが大切"></p><h2 id="h2ed3bf8eb9">産後太りの対処法</h2><p>どうしたら産後太りから抜け出せるのか、いろいろ試しているのになかなか痩せないという悩みを抱えているママもいるでしょう。産後に太ってしまう原因は人それぞれですが、大きく分けて運動と食事の管理を改善すると、ダイエットの効果が変わってくるかもしれません。</p><h2 id="h9a2693ec85">産後太りの対処法①：適度な運動を取り入れる</h2><h3 id="h99c21a99d4"><strong>産褥体操を取り入れる</strong></h3><p>産後のママの体は、産褥期と呼ばれる産後約6～8週間という期間を経て、出産のダメージや疲労を回復させていきます。そのため、産褥期間中はできるだけ安静にして、体力を回復させるために無理をしないことがとても大切です。<br><br>しかし、体力回復を促進させるために、<strong style="color:#c7243a">産褥期でも行うことのできる「産褥体操」を取り入れる</strong>と、産褥期明けのダイエットをよりスムーズに進めることができます。<br><br>産褥体操は、ジムやヨガスタジオで行うようなトレーニングではなく、低強度でリフレッシュ感覚で行うことのできる体操です。産褥体操の種類は豊富にありますが、まずは布団の中でもできる<strong>腹式呼吸</strong>や、<strong>膝を曲げ伸ばしする程度の体操</strong>がおすすめです。</p><h4 id="hfe19c2777e">おすすめの産褥体操①：腹式呼吸</h4><p>床の上で行う腹式呼吸運動です。お腹に空気が流れ込む感覚を感じながら行うと、よりお腹の筋肉が刺激されて効果的です。</p><ol><li>両足の膝を曲げて床の上に寝そべる</li><li>鼻から息を吸いこみ、お腹を膨らませていく</li><li>逆にお腹をへこませながら、口から息を吐いていく</li></ol><h4 id="ha9897a904b">おすすめの産褥体操②：頭を起こす運動</h4><ol><li>仰向けの姿勢で両足の膝を曲げ、腕は両脇に伸ばした状態からスタート</li><li>口から息を吐きながら、おへそを見るイメージで頭をゆっくり持ち上げる</li><li>鼻からゆっくりと息を吸い込みながら、頭をゆっくりと戻していく</li><li>同じ動きを無理のない程度で繰り返します。</li></ol><h4 id="h1a57e46ae1">おすすめの産褥体操③：足の曲げ伸ばし運動</h4><ol><li>仰向けの姿勢で、両足の膝を曲げ、腕は両脇に伸ばした状態からスタート</li><li>片足ずつ膝を胸に近づけるようにして曲げる</li><li>左右交互に繰り返す</li></ol><h4 id="heb4b3f467e">▼参考：産後に痩せやすい時期について</h4><p><a href="https://magazine.with-fit.com/articles/smd-7ycohxu" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/e0a327e995434d5eaf9763397ad68066/19f5e624517b421baed58395598e112f/image.png?w=400&amp;h=103" alt=""></a></p><h3 id="hc31b2f0b43"><strong>基礎代謝を上げる</strong></h3><p>妊娠中は思うように行動ができなくなってしまうため、妊娠前よりも筋肉量が落ちていることが多いです。筋肉量が落ちていると、基礎代謝量が落ちて、脂肪が燃えづらくなっている状態となってしまいます。<br><br>基礎代謝量は、筋肉量との相関関係があるため、<strong style="color:#c7243a">筋肉量を増やすことで自然に基礎代謝も上がり、脂肪が燃えやすい体質</strong>になります。</p><h3 id="hda30d951d3"><strong>運動する習慣を定着させる</strong></h3><p>運動を習慣化させることは、産後に関わらず健康を維持するためにはとても大切な要素です。しかし、無理をして急に運動量を上げてしまうと、毎日続けることが億劫になり<strong style="color:#c7243a">継続することが困難になってしまうこと</strong>があります。<br><br>数日だけ運動をしたところで、目に見えて感じられるほどの変化は得られないため、反動からリバウンドに繋がる可能性も高くなります。<br><br>このようなリバウンドを避けるためにも、ウォーキングやながら運動など、気軽にできるようなトレーニングを継続的に行うことで、生活に取り入れやすく、<strong style="color:#c7243a">リバウンドをしにくい身体と習慣を手に入れることができる</strong>でしょう。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/e0a327e995434d5eaf9763397ad68066/e2bead8f27f34678b956f23d0e8df88d/22831705_s%20(1).jpg?w=640&amp;h=427" alt="基礎代謝を上げるために外を歩く女性"></p><h2 id="ha47aea8bba">産後太りの対処法②：栄養バランスに気を付けた食事をする</h2><p>妊娠中と産後で大きくホルモンバランスが乱れるため、体の状態を安定させるためにも、<strong style="color:#c7243a">栄養バランスの整った食事は必要不可欠</strong>です。<br>しかし、産後のママは育児や家事に追われているため、どうしても栄養が偏ってしまったり、お菓子やインスタント食品などの間食が増えてしまいます。<br><br>1日の食事全てを完璧に作るのは難しいかもしれませんが、<strong style="color:#c7243a">作り置きをしたり、和食中心のヘルシーな食事</strong>にすることで、体調が回復しやすくなります。<br><br>特に産後は、<strong>葉酸・鉄分・カルシウム・ビタミン・タンパク質</strong>を意識してとると、<strong style="color:#c7243a">産後特有の貧血や抜け毛、疲労感の改善に役立つ</strong>ので、積極的に摂取するように心がけましょう。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/e0a327e995434d5eaf9763397ad68066/0652ab59a3624356b84febd8413cb129/image.png" alt=""></p><h2 id="h1a05e1e68e">産後太りの対処法③：ストレスによる食べ過ぎに注意する</h2><p>育児や家事のストレスによって、つい間食が多くなってしまったり、食べ過ぎてしまうというママは多いかもしれません。<br>ストレスが溜まると、「コルチゾール」と呼ばれるストレスホルモンが急激に増えてしまい、脂肪を蓄えやすくなってしまうことがあります。<br><br>よく「ストレス太り」と言いますが、これはコルチゾールが急増することで、「セロトニン」という幸せホルモンが減少します。セロトニンには、食欲を抑える働きがあるため、セロトニンが減少してしまうとコルチゾールが優位になり、脂肪を蓄えやすい体になってしまうのです。<br><br>産後の忙しい中で、ママの自分の時間やリフレッシュする時間を作るのは難しいですが、<strong style="color:#c7243a">お腹がすいていないのに食べたくなってしまうときは、ストレスが関係していることもある</strong>ので注意しましょう。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/e0a327e995434d5eaf9763397ad68066/0b4a7623ddf44dc4960e95e2ea8b5807/4329117_s.jpg?w=640&amp;h=427" alt="お疲れの産後ママ"></p><h2 id="h4bb487b380">産後に体重が減らないことで悩んだらプロに相談してみよう</h2><p>産後ダイエットは、妊娠前のダイエットとは異なり、なかなか思うように結果が出ないことが多く、ストレスに感じているママも多いでしょう。<br><br>また、産後ママは育児と家事で忙しいため、ダイエットにかけられる時間も限られています。そのため、通常のダイエット方法ではなく、産後向けのダイエット方法を行うことで、より効率よく効果的に痩せることができます。もし、やり方がわからなくて悩んでいる場合は、オンラインパーソナルトレーニングを受けてみるのがおすすめです。最適な運動方法をプロが提案させていただきます！<br></p><h4 id="h7605dc6208">参考文献</h4><p><span style="color:#999999">[1] Benesse たまひよ：</span><a href="https://st.benesse.ne.jp/ninshin/content/?id=41582" target="_blank" rel="noopener noreferrer">https://st.benesse.ne.jp/ninshin/content/?id=41582</a><br></p><h2 id="h16f8be42ed">産後のダイエットなら、WITH Fitness（ウィズフィットネス）がおすすめ！</h2><p><strong>産後のママは、赤ちゃんの世話でなかなか外出ができない</strong>ので、ジムに通うことは難しいですよね。<strong>でもダイエットは成功させたい</strong>という方には、<strong>自宅でできるオンラインパーソナルトレーニングがおすすめ</strong>です。<br><br>WITH Fitnessは使いやすいアプリで、<strong>食事から運動までをサポートするオンラインパーソナルトレーニング</strong>です。お客様ひとりひとりに専属トレーナーがつくので、体質や目標を理解したトレーナーからの一貫した指導を行っています。食事は写真を撮って送るだけ、運動はトレーナーが組んだ運動リストを実行するだけで、簡単に記録が完了するのでダイエットに集中することができます。オンラインパーソナルトレーニングでは唯一、<strong>Appleヘルスケアでの体組成連携</strong>や、<strong>AppleWatchのアクティビティ取得</strong>に対応しているので、記録が面倒な人でも最後まで継続しやすいおすすめのサービスです。<br><a href="https://with-fit.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/e0a327e995434d5eaf9763397ad68066/76eb50e1adaa426e98b47ef4fc9f0453/Banner_1200x628_Man.jpeg?w=1200&amp;h=628" alt="WITH 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妊娠中はお腹が大きいため、蓄えた脂肪が目立ちにくい状態ですが、産後はどうしても気になってしまうママが多いのではないでしょうか。産後に太ってしまう理由は人それぞれですが、主にホルモンバランスの乱れや、骨盤のゆがみ、筋肉量の低下が挙げられます。産後ダイエットは、スタートする時期やダイエットする上での注意点をしっかり把握しておくことで、より効果的にダイエットを行うことができます。産後太りに悩んでいる方やこれからダイエットを開始するという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

「WITH Fitness」のプロトレーナーチームです。もしダイエットに悩んでいることがあれば、いつでもWITH Fitnessのオンラインカウンセリングに相談しにきてくださいね♪