<h2 id="h8d5d14ceeb">産後ダイエットはいつまでが勝負？</h2><p>「ボディリターン期」という言葉をご存知ですか？ボディリターン期とは、妊娠中に赤ちゃんを守るために蓄えていた脂肪や水分を排出して、<strong>体が妊娠前の状態に戻りやすいと言われている期間</strong>です。ボディリターン期には、期間や戻るスピードに個人差がありますが、<strong>産後約6ヶ月</strong>の中で身体が元の状態に戻っていく方が多いと言われています。そのため、産後ダイエットをする場合は産後6ヶ月までに行うとダイエットの効果を得られやすいため「ボディリターン期」といわれているのです。</p><p style="text-align:center"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/e0a327e995434d5eaf9763397ad68066/391e65de973543b1bc24f2827930e7af/image.png" alt=""></p><h2 id="hbc394560b7">産後に痩せ始める時期はいつから？</h2><p>ママの身体は産後の状態から、妊娠前の状態に戻そうとする<strong style="color:#c7243a"><u>ボディリターン期</u></strong>があります。しかし、ボディリターン期の性質や痩せはじめる時期を知らなければ、いつからダイエットを始めるべきか迷ってしまいますよね。そこで、ボディリターン期を、3つの時期に分類して詳しく解説していきます。</p><h3 id="h247f233653">①産後1ヶ月目｜産褥期はなるべく安静にしてダメージを回復しよう</h3><p><strong style="color:#c7243a">産後1ヶ月は一般的に「産褥期（さんじょくき）」と呼ばれる期間</strong>で、ボディリターン期の初期の段階にあたります。この産褥期に、妊娠中に赤ちゃんを育てていて大きくなった子宮や、赤ちゃんが産道を通ったことで広がった骨盤が元に戻り始め、<strong style="color:#c7243a">徐々にママの体力を回復させていきます</strong>。<br><br>しかし、産後ママの身体へのダメージは、『交通事故』に例えられるほど大きく、その<strong style="color:#c7243a">ダメージを回復させようとすることで様々な現象</strong>が現れます。</p><p style="text-align:center"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/e0a327e995434d5eaf9763397ad68066/e2b4550c20dd4dc2b011e7a4b20f83be/image.png" alt=""></p><h4 id="hacaedeb606">悪露（おろ）</h4><p>悪露という生理に似たような出血が出ることがあります。広がって大きくなった子宮が元の状態に収縮しようとすると、<strong style="color:#c7243a">妊娠中に蓄えた羊水の水分と、胎盤や子宮に溜まっていた血液などの分泌液が外に排出</strong>されていきます。<br><br>悪露は、産後2～3日は量も多く赤黒い分泌液ですが、約1～2ヶ月かけて徐々に減っていき、最終的にはおりものようなクリーム色や白っぽい色に変わっていきます。</p><p style="text-align:center"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/e0a327e995434d5eaf9763397ad68066/ff5ea03017534b81845c440444e6cd64/image.png" alt=""></p><h4 id="hc7ebc30cf5">子宮の収縮による痛み</h4><p>妊娠中に大きくなった子宮が元の状態に戻ろうと収縮することによって、生理痛のような痛みが起こることがあります。この時期は授乳をすることで、子宮が収縮して痛みが強まることもあります。</p><h4 id="hf134d97c8a">外科処置（会陰切開・帝王切開）の痛み</h4><p>外科処置の影響により、<strong style="color:#c7243a">処置を受けた部分に痛みが出る</strong>ことがあります。処置を受けた部分は、清潔に保つことが大切です。<br><br>このように、産後のママにはダメージが残っていることがあります。まだ身体に痛みのあるうちは、なるべく安静にし、場合によっては医師の指示を受けることが大切です。出産と同時に育児が始まり、とてもバタバタする時期ですが、産褥期は体を休めることに専念して、体力の回復に努めましょう。</p><p style="text-align:center"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/e0a327e995434d5eaf9763397ad68066/10589a0d19aa4d7da549da9de4b7e888/image.png" alt=""></p><h3 id="h80dd14abfb">②産後2～3ヶ月目</h3><p>産後2～3ヶ月頃には、体の状態も元に戻りつつありますが、完全に復活したわけではないため、引き続き無理は禁物です。できれば、1か月健診の際などで医師に「運動をはじめても良いか」を聞いてから、はじめるのがおすすめです。<br><br>しかし、産後2～3ヶ月目に入ったころから、徐々に体を動かす頻度や強度を上げておくと、産後6ヶ月頃には、より高いパフォーマンスを発揮できるでしょう。産後は、妊娠前と比べて筋肉量が減少しており、<strong style="color:#c7243a">基礎代謝量が低下して痩せにくい状態</strong>になっています。基礎代謝量は筋肉量が多いほど高くなるため、動けるようになってきた産後2～3ヶ月目から、筋肉量を徐々に戻していくトレーニングを取り入れて、基礎代謝量を戻すのがおすすめです。<br><br>この時期は、産後1ヶ月目よりも体力が回復してきているので、<strong style="color:#c7243a">赤ちゃんと散歩に出かけたり、赤ちゃんと一緒に行うエクササイズを取り入れる</strong>のもおすすめです。</p><p style="text-align:center"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/e0a327e995434d5eaf9763397ad68066/10c607a0e5584dadb2b4a3b9ef7c59f6/24451497_s.jpg" alt=""></p><h3 id="hccbcf14be8">③産後6ヶ月目</h3><p>産後6ヶ月もすると、赤ちゃんがいる生活にも慣れてきて、<strong style="color:#c7243a">ママの体力はほとんど妊娠前の状態に戻りつつあります</strong>。産後に感じる痛みや違和感が落ち着いてきたこの頃は、ダイエットを意識し始めるママが増えてきます。<br><br>早く痩せたいという気持ちが先行して、<strong style="color:#c7243a">過度な食事制限や筋トレをはじめてしまう方</strong>がいますが、無理はしないようにしましょう。急に無理なダイエット方法を取り入れてしまうと、体調を崩してしまったり、あまり続かなくて効果が得られない場合があります。<br><br>そのため、<strong style="color:#c7243a">体が落ち着いた産後2～3ヶ月頃から軽いエクササイズを取り入れ、慣れてきた産後6ヶ月にはある程度基礎代謝が戻っているという状態がベスト</strong>です。体が戻るスピードには個人差があるので、少しでも違和感があったり、体に痛みなどが起きる場合は無理はしないようにしましょう。</p><p style="text-align:center"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/e0a327e995434d5eaf9763397ad68066/e4580e848c5e407280647ffcbca5e791/image.png" alt=""></p><h2 id="hbfd27b0ec5">産後ダイエットの注意点</h2><p>産後のママの体は大きなダメージが残っていてデリケートな状態です。そのため過度な運動や偏った食生活は、ダイエットの効果を減退させてしまうので注意が必要です。正しい産後ダイエットを行い、無理なく取り組んでいきましょう。</p><h3 id="hc14425230b">過度な食事制限をしない</h3><p>ダイエットをする際に、食事内容を見直すことはとてもいいことですが、<strong style="color:#c7243a">炭水化物抜きダイエットやサラダのみの食生活</strong>になってしまうと、<strong style="color:#c7243a">努力とは裏腹に脂肪が燃えにくい体質</strong>になってしまうことがあります。</p><p style="text-align:center"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/e0a327e995434d5eaf9763397ad68066/c2380dc8e1ae46f8bcab3e5fd3b0aaab/image.png" alt=""></p><p>過度な食事制限をすると、使えるエネルギーが足りなくなるため、代わりに筋肉を分解してエネルギー源にしようとします。筋肉が分解されてしまうと、その影響で<strong style="color:#c7243a">基礎代謝量も低下</strong>してしまいます。基礎代謝量が低下すると、なかなか痩せにくくなるため、短期間で結果を求めて過度な食事制限を行うのではなく、脂肪を燃焼させるための<strong style="color:#c7243a">筋肉量を増やしていくことが大切</strong>です。</p><p style="text-align:center"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/e0a327e995434d5eaf9763397ad68066/7cc7ad3ac1e249a2be8c57cb4ae0fb00/image.png" alt=""></p><h3 id="h0cf9c350e7">ストレスを溜めすぎない</h3><p>産後すぐに慣れない育児が始まり、産後2～3ヶ月頃にはママの疲労とストレスがピークに達します。<strong style="color:#c7243a">産後4ヶ月頃は最も産後うつになりやすいメンタルが不安定な時期</strong>だといわれており、育児や家事に加えてダイエットでストレスをかけすぎることは精神的にも良くありません。[1]<br><br>また、ストレスを溜めてしまうと、<strong style="color:#c7243a">ストレスホルモンであるコルチゾールが急激に増加</strong>し、<strong style="color:#0186ab">幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが減少</strong>してしまいます。このコルチゾールが増えすぎると代謝が下がり、脂肪を蓄えやすい体質になってしまいます。そのため、産後のダイエットは痩せようと意気込み過ぎずに、日常のリフレッシュ感覚で行うのが理想的です。<br><br>また、自宅にいることが多い産後ですが、体調のいい日は公園などに足を運んで、外の空気を吸うようにすると、自然とリフレッシュすることができます。</p><p style="text-align:center"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/e0a327e995434d5eaf9763397ad68066/56ca87a67f47436a823b1a3960c49302/image.png" alt=""></p><h2 id="h03a954acca">産後に痩せやすい人と痩せにくい人の違い</h2><p>先輩ママやママ友は産後のダイエットに成功していたのに、自分はなかなか痩せないと悩んでいるママは多いでしょう。では、産後に痩せやすい人と痩せにくい人の特徴はどこにあるのでしょうか。</p><h3 id="h9ea3eebf58">産後に痩せやすい人の特徴</h3><h4 id="hf2232d5c92"><strong>生活に「ながら運動」を取り入れている</strong></h4><p>家事や育児のあいだでできる「ながら運動」なら、忙しい産後ママでも生活に取り入れやすい、おすすめの生活習慣です。<br><br>例えば、お皿洗いをしているときに、<strong>かかとを上げ下げしてふくらはぎを鍛えたり</strong>、<strong>赤ちゃんを抱っこしながら掃除をする</strong>のも良いでしょう。はじめは体力が落ちているため、すぐに疲れてしまいますが、慣れてくると筋力が戻ってきた実感も得られるようになってきます。<br><br>このように、家事や育児をする中で少しでも<strong style="color:#c7243a">意識して運動量を増やしていくことにより、自宅にいても痩せやすい体を作ることができる</strong>でしょう。</p><p style="text-align:center"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/e0a327e995434d5eaf9763397ad68066/323babb319f242339549c7a3bd63907f/image.png" alt=""></p><h4 id="h4449007168"><strong>骨盤ケアをしている</strong></h4><p>出産を終えたママの骨盤は、赤ちゃんが通過したことで広がった状態になっています。出産を終えると、産後に分泌されるホルモンの影響で、徐々に元に戻ろうとするものの、体質や生活習慣によっては戻りきらないことや、さらに歪んでしまうこともあります。<br><br>骨盤が歪んでいると骨盤回りの筋力が低下するため、お腹周りに脂肪がつきやすく、脂肪を燃焼しにくい体質になってしまう場合があります。骨盤の歪みが気になる場合は、「骨盤ベルト」を取り入れると、グラグラしている状態の骨盤を固定してくれる効果が期待できます。この骨盤ベルトは、あくまでもサポートをする役割なので、日常的に適度な運動を取り入れて骨盤回りの筋力を戻すことが、痩せやすい体を作るためには大切です。</p><h4 id="h555b5bda7c"><strong>生活の合間にリフレッシュができている</strong></h4><p>産後のダイエットに対して、<strong style="color:#c7243a">全力で頑張ろうとしすぎないことも大切</strong>です。産後のママは慣れないことが多く、まともに睡眠もとることができないので、心身ともに負荷がかかりやすいものです。そこにダイエットが加わってしまうと、余計に負担になってしまいます。<br>ダイエットの結果が出ないときにもあまり考え込まず、リフレッシュを目的として赤ちゃんと公園を散歩したり、軽いストレッチを取り入れるといいでしょう。ダイエットは継続できることが大切なので、気負わずに楽しく取り組むことが長続きさせるコツです。</p><p style="text-align:center"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/e0a327e995434d5eaf9763397ad68066/16d897523f7a4b03bc55184941fd0a7f/image.png" alt=""></p><h3 id="hed57a86e0a">産後に痩せにくい人の特徴</h3><h4 id="h3f11959fba"><strong>食生活が乱れている</strong></h4><p>産後のママは、母乳育児のストレスでいつも以上に食べてしまったり、あまりの忙しさに手軽でジャンキーな食事に偏ってしまうことが多いものです。<br><br>母乳育児中は食事の制限を作らなくても、赤ちゃんに栄養を与えているため、いつもより少し量を増やしても、太りづらいものです。しかし、母乳育児が終わっても、食事内容を変えずに同じ量を摂取し続けていると、余分に栄養を摂り過ぎてしまうため太る原因になってしまいます。<br><br>産後ダイエットでは、<strong style="color:#c7243a">身体の状態に合わせて量をコントロールし、なるべくバランスのいい食事を心がけることが大切</strong>です。</p><p style="text-align:center"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/e0a327e995434d5eaf9763397ad68066/9870855300ef4c57b1c1190db1fafb66/image.png" alt=""></p><h4 id="haded66bff5"><strong>ストレスをため込みやすい</strong></h4><p>産後のママは慣れない家事と育児で、<strong>知らない間にストレスや疲労が溜まっています</strong>。その上でダイエットをしようとすると、ストレスホルモンの影響でなかなか痩せない体質になってしまったり、ストレスでドカ食いをしてしまいやすくなる等、悪循環に陥ってしまうのです。<br>ママは年中無休で動いているため、意識的に休もうとしなければなかなか休むことはできません。赤ちゃんが寝ている間に家事を終わらせたいところですが、たまには<strong style="color:#c7243a">自分の好きなことをして息抜きをすることも大切</strong>です。</p><p style="text-align:center"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/e0a327e995434d5eaf9763397ad68066/c17380d51b5241e3b67f5b4eae78c564/image.png" alt=""></p><h2 id="h16f8be42ed">産後のダイエットなら、WITH Fitness（ウィズフィットネス）がおすすめ！</h2><p><strong>産後のママは、赤ちゃんの世話でなかなか外出ができない</strong>ので、ジムに通うことは難しいですよね。<strong>でもダイエットは成功させたい</strong>という方には、<strong>自宅でできるオンラインパーソナルトレーニングがおすすめ</strong>です。<br><br>WITH Fitnessは使いやすいアプリで、<strong>食事から運動までをサポートするオンラインパーソナルトレーニング</strong>です。お客様ひとりひとりに専属トレーナーがつくので、体質や目標を理解したトレーナーからの一貫した指導を行っています。食事は写真を撮って送るだけ、運動はトレーナーが組んだ運動リストを実行するだけで、簡単に記録が完了するのでダイエットに集中することができます。オンラインパーソナルトレーニングでは唯一、<strong>Appleヘルスケアでの体組成連携</strong>や、<strong>AppleWatchのアクティビティ取得</strong>に対応しているので、記録が面倒な人でも最後まで継続しやすいおすすめのサービスです。</p><h4 style="text-align:center" id="hcf83e1357e"><a href="https://with-fit.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/e0a327e995434d5eaf9763397ad68066/76eb50e1adaa426e98b47ef4fc9f0453/Banner_1200x628_Man.jpeg?w=1200&amp;h=628" alt="WITH Fitnessサービスバナー"></a></h4><h2 id="ha214098e44">まとめ</h2><p>産後6ヶ月は、ボディリターン期という産後の体を妊娠前の状態に戻そうとする時期のため、ダイエットには最適です。しかし、早く体型を戻そうとして無理をしてしまうと、反対に体を壊してしまったり、心身ともに負担がかかってしまうことがあります。<br><br>産後のママは、慣れない育児と家事で体力も精神的にも疲労が溜まっているため、そこに無理なダイエットを取り入れるのはおすすめできません。早く痩せたいという気持ちはありますが、ボディリターン期を上手に乗り越えて、ダイエットを成功させましょう。<br></p><h3 id="h7605dc6208">参考文献</h3><p>[1]パークサイド日比谷クリニック　産後うつ病の原因と治療方法<br><a href="https://www.parkside-hibiya.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">https://www.parkside-hibiya.com/</a></p>

赤ちゃんが生まれたら体型もすぐに元に戻ると思っていたけど、いざ体験してみるとなかなか戻りにくいと悩んでいるママは多いのではないでしょうか。しかし、初めての出産であれば、すぐにダイエットを始めてもいいのか、育児をしながら痩せられるのか、わからないことがたくさんあります。そこで今回は、産後のダイエットはいつから始めてもいいのか、効果的に痩せるための秘訣をご紹介します。

「WITH Fitness」のプロトレーナーチームです。もしダイエットに悩んでいることがあれば、いつでもWITH Fitnessのオンラインカウンセリングに相談しにきてくださいね♪