上腕筋群

三角筋群

胸筋群

腹筋群

背筋群

下半身

バランスボールクランチとは、バランスボールの上に乗り不安定な状態でバランスを取りながら行うクランチ種目です。腰から背中を乗せた状態で頭から肩甲骨までを起こすことで、主に「腹直筋」が鍛えられる種目です。バランスボールの上で行うことにより、床で行うのに比べて可動域が大きくなるため、より負荷をかけたトレーニングが可能です。標準的なクランチ同様「腹直筋上部」を集中的に鍛えることができますが、この種目は「腹斜筋」や「腹横筋」を含む「腹筋群」全体に効くことが特徴です。フォームや「腹筋」への負荷を意識して丁寧に行うことで、怪我を防ぐと同時にトレーニングの効果を高めることができます。

腹直筋（ふくちょくきん）とは、お腹の前面にある筋肉で、6～8つに割れて浮き出ている様子から、「シックスパック」と呼ばれることがあります。主に、身体を前に丸める屈曲動作で使われ、美しい姿勢を維持する役割があります。鍛え上げられた「シックスパック」に憧れている人は多くいますが、腹直筋は元から6～8つに割れており、皮下脂肪によって隠れて見えていない場合がほとんどです。腹直筋を鍛えることによって筋肉の厚みが増し、よりシックスパックの分かれ目がはっきり見えるようになります。腹直筋の形には生まれつきの個人差があり、左右対称の人も居れば、非対称な人も居ます。
腹直筋は、主に体幹を屈曲させるトレーニングで鍛えることができます。身体を屈曲させている時にに息を吐き、腹直筋を収縮させることがトレーニング効果を高めるポイントです。腹直筋を鍛えるのに効果的なトレーニング種目は「クランチ」「ドラゴンフラッグ」「チューブレッグレイズ」などがあります。

腹直筋

脊柱起立筋（せきちゅうきりつきん）とは、「腸肋筋」「最長筋」「棘筋」という3つの筋肉の総称を指します。 脊柱起立筋は骨盤・背骨から頭部まで付いている長い筋肉で、身体を伸ばす作用があります。脊柱起立筋には、主に姿勢を維持する役割があり、立ったり座ったりする時にも使われます。そのため、この筋肉を鍛えることで姿勢が良くなり肩こりや腰痛が改善する場合があります。
脊柱起立筋を鍛える主なトレーニングには、「バーベルデッドリフト」「バックエクステンション」「ダンベルデッドリフト」「ダンベルローイング」などがあります。

脊柱起立筋

腹斜筋（ふくしゃきん）は、肋骨から骨盤にかけて斜め方向に位置する外腹斜筋と、内側から外側へ走行するように付着している内腹斜筋に分かれており、主に身体をひねる動作で使われる筋肉です。外腹斜筋と内腹斜筋は2つ揃って力を発揮できる性質があり、それぞれが単独で力を発揮するものではありません。例えば身体を右側にひねるときは、左側の外腹斜筋と右側の内腹斜筋が働き、左側にひねるときは逆に右側の外腹斜筋と左側の内腹斜筋が働きます。
腹斜筋を鍛えることにより、脇腹が締まった印象になるだけでなく、「腹直筋」との分かれ目をはっきりと強調させることができます。腹斜筋を重点的に鍛えることでお腹まわりに立体感のあるシルエットを作り上げることができるでしょう。腹斜筋を鍛えるのに効果的なトレーニング種目は「サイドクランチ」「サイドプランク」「バイシクルクランチ」などがあります。

腹斜筋

トレーナーになる前は陸上自衛隊に所属していた異色の経歴を持ち、自身のコンテスト出場経験と知識を活かながらWITH Fitnessプロトレーナーとして活躍する。一過性のダイエットではなく、お客様が一生継続できるような無理のないボディメイク指導をポリシーとする。現在は八丈島にフィットネス文化を持ち込むことを目指して移住。自然の中でタンパク質を自給自足しながら、ボディメイク文化の発信を行う。